安倍やる夫の自民党【第五話、前編�T】（小野寺議員＠6月）

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　 >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::::::::::::::::___,ﾉ
:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|　　　自由民主党の小野寺五典です。おはようございます。
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨　　　本日は、主に平和安全法制について
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!　　　　　お伺いをしておきたいと思います。
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/　
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/


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　　　　　　　　　　　　 ／ /
　　　　　　　　　　　／　 /
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ￣￣｀¨''' ｰ- .._　　　　.l
　　　　 　　　 ／￣｀` 　 　 　 　　　　　　 ヽ　　/ l　　　　　　　今回の平和安全法制の
　　 　 　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ／　!　l　　　　　　議論を聞いていますと、
　　　　　 /　.ｲ ./　　　/　/----‐‐‐ヽ　ヽ　　　／./｜
　　　　　/／ l/ l　　　l　/-----‐‐‐‐ヽ　l　　∠-'　 /　　　　　この法律の本来の目的、
　　　　 /　　 |　l ./　/| l＞-､!　､_. -＜| .l　l　　　 ／
　　　　　　　　　l/l　 /l !`’-‐〉　　’-‐ l/l　lﾍ-＜
　　　　　　　　　l　l /　ﾄ､ﾒ、 ヽ　　　　　.l /‐'　___` ｰ／
　　　　　　　　　r ┴'''''77li､　‐_‐- 　 ／|/r'''´ /ﾊl‐'
.　　　　　 　 　 |　　　.//｜|＼　　,.イ /.lﾍﾄ　.// ||
　　　　　　　　ﾉ-‐　 ﾉﾉ:::::| |　 ￣　　/ .ト､　//::::||
　 ／￣￣`¨/　　 ∠_￣｀ヽヽ_＿＿/＿｀l ／:::::::|L___
　/　　　　　`==''´　　 ｀'ｰ-￣　　　　-‐'''¨´￣て_)､　￣｀＼


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　　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　 　,
　　　, -― ’ 　 ,　　＿＿＿__　　　　　`ー--‐'"/　
　 ／　,　／　 /　 /: : : : : : : :.|　 |　　 ､　　 　 /　　　　日本人の生命と平和な暮らしを守ること、
. /　 ,ｲ ,'　　　|　 ﾑ、-――-..| 　|　　 | 　 　＜_＿　　　国際社会の一員として
　／/ /. 　 　 |　l>､ヽ　く _,.一|　 |　　 |　　　　　　　　　日本の役割を果たすこと、
.　 / /l_＿_ 　 l　|　，>、　ｰ’┤ :|　　 |　　　＿__ ／　
　 |//￣￣|／＼|`_´ 〈 |: 　￣|_/|　　 |　　　`''ー-‐　　そのことから議論がそれていることを
,.ー/　　,r'　　　__＼ 　 `　＿,　　|　　 |)　　　　　　　　　大変残念に思います。
　/　ー､､_ 　 ´_　 ￣ヽ三 ―〉 　| 　 ,'　　　＿＿,..
　{　　　} 　l/ 厂　 `'' ┴､ ￣ 　 ｣　/　 ､　 `ーｯ
　!　lヽ/_／ヽ＼_l,､　　　 |　　／ l/ |　 |`ー‐ '
　|　{＼ヽ13／∠　ヽ ＿j- '" 　/　.|/リ
　|　ゝ、ヽ王／ l　　　　〉　　　　　　|＼､
　ヽ、≧('x')≦ /　　　/ `ー-　....＿」／ ト､_


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　　　　＼: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : ／
ー―――ゝ : : : : : /: : : : : : : : :/: :／
: : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : : :〃:/ャー――――
＼: : : : : : : : : : : :/: : : : : : : ://:/＼＼　　　l
　　　−､＿: : : : :ｈ: : : :/ : //:/ ￣｀＼＼　 ＼　　　　この平和安全法制は、
　＿＿＿_　 ＞: :l |: : :/: :///　 　 ftﾘ〕＼＼　 〉　　　あくまでも日本人の生命財産、
―――‐: : : : : : :l | : /: //＾＼　　　　_／`ァｲ个　　　
　 ＼: : : : : : : : : :Ｎ: :l: /ﾊ　l 　 ≧ｧ'´　 ／　　 !　　　我が国の領土、領海、領空を
　　　 ￣￣￣｀才::l: :|/L_l　 l　 _ 　 　 　 　 /　|　　　　断固として守り抜くために
　　 　 　 　_／: : :::|:/ﾍ、ﾑ-ギ´　　　　　　/ 　l|　　　　切れ目のない対応をするため、
　　　　／: : : : : : : |': : : ¨´!　|　　　　　　　　　 j
―一: : : : : : : : : : : : : : : :∧ 丶　　　　　　　　/_
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :＼　　　　　　 ＿ ｀ﾞ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : ': : : : ::/＼　　　/´　　＿


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:::::::::::::::::::::: |　　　　 ＼:::::::::::::::＼　 ＼｀ヽ::::::＼＼　｀ヽ:.､
:::::::::::､::::::::: |　　　 　,, 'ヘ.:::::::::::::::＼ ヽ＼ ＼:::::＼＼　 ヽ:.　　　この目的で法律を制定し、
:::::::i:::::ヽ:::::: !　＞''"　 　 ､≧=､::::::::::＼ ヽ＼ ＼:::::ヽ ヽ 　）　　　そして今、国会で審議を
:::::::|::::::::ヽ::: !´ ,._＿＿___.,,,,ノ!ハ:::::::::::::ヽ ヽ ＼ ＼:::ヽ　　　　　　いただいております。
:::::::|:.､:::::::ヽ:.!./.::::::::;;;;:.z-‐''彡'　',::::::::::::::::ヽ,.＞''" !＼::',
::::::::!ヽ::::::::::ヽ::ヽイ´ 弋ﾊ　　　,　 ゝ=-‐''"´　　　 j　　ヽ
:::::::::!　ヽ:::::::::ヽ:::',　 　 ｀　　　i　　　　　　　　　　 i＼
::::::::::! 　 ヽ::::::::ヽ::',ｰ‐-- ､ 　 !　 　 　 　 　 　 　 {:::::.｀: . .
:::::::::::! 　　 ヽ::::::ヽ:',　　　　　ﾉ　　　　　　　　　　 ｀7､:::::::::｀:.: .
::::::::::::',　　　 ヽ:::::ヽ',　 　 ／　　　　　　　　 　 , -ｒ′｀ ￣￣
::::::::::::::ヽ　　　 ヽ::::ヽ､　　　　　　　　　　　　 / /´
:::::::::::::::::::＼　　ヽ＼::.＼ /　　　　　　　　 　 {ｒ'ゝｰｧ‐､
＼:::::::::::::::::::.＼　 ヽ ＼ /　　　 　 　 　 　 　 ゝ''"　　i′
　 ＼:::::::::::::::::::::ヽ　ヽX｀ ｰ-　　　　　　　　　　　　　　＼
＼　 ＼::::::::::::::::::::ヽ/＼ヽ　　　｀ヽ　　　　　　　　　 　 　 ヽ
::::::ヽ 　 ヽ::::::::::::::::::::＼ ＼＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,′


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　　　　　　　　　　　　　　 ／.../
　　　　　　　　　　　　 ＿ヽ......i、　　＿＿.............._
γ⌒ヽ　　　　　 ,. ::''".........`..........￣.............................ヽ､_　　　　　　 、
ヽ　;;;ノ　　　 ,.::'"........_;:.-‐''.........................................................＼　　　　 l!
　`! 'ヽ　　／,..-''".-'.......;:-.................................................................`ー-‐'..l
　　l　ヽ /／　／........;／..;..................................................................、.........ノ
　　 !　 /'　／....; -'"/...././'''''7⌒ヽ/_.......................................ヽ..ヽｰ'"　　　,,.
　　 l　;;;;／.-''"　　/.; 'r'7;;;;;/;;;;;;;;／;;;ヽ''''ー――l.....i......l.......i.....`ーー'"/　　　きょうは、そのことを、
　　 .l　'';;''l~＿　　/' /ﾉ\;;;;;l､;;;;;/;;;;;;--､L　　　　　!...l.......l........l..............／__
　　,j:: -‐''"　　~'/'ヽ「;;l;;;;;;l;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l＿＿＿j...l.........l.......ll.ヽー'"7ノ　　　例を挙げながら
.／　　　　　　　 l　 /!/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ',.. -ｨi--l.l..........l......l!l.......￣／、　　　質問させていただきたいと
'_,,..　-―　''''''''' ￣/{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j　,,~`ｰ"-ｲl..........l.....l-l;;::_-''"　　`　　　思います。
　　　　 ＿　　　　　 ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l.　 """"/ l......../!...i;;l;;;;;;;,,,＼
　,.-;;''";;;;;;;;~;;丶､　　 ,{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/`＿,..、 /／l..../ /!/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ./　ヽ､.;;;;;;;;;;;;;;;;;／＝==:'' ／ ,./／ /;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　''''''''''''',,;;;;;;;;;;;;;;;;/ ,.:‐''''-､`ー--{ ＼＿_／―'"/'　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／V　,...、　ヽ　　/､＿　　　　 __,,.／;;;;;;;;;;;;''''''',,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;
　,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ;;;;;;l,,ﾉ ノ;;;; ﾉ　 /､;;;;;;;;;;;;￣￣;;;;;;;;;;;;;''''' ,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　'';;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ;;;;;;;;;;ヽ_ノー'￣７;;,,　 ''''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;''''　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､、
　　　　　　　　　　　ｉ　　　,. -ー―ｰ-‐' .）_
　　　　　　_　　　　 lヽ-／,　　 ,--- ::_　　 ヽ　　　　まず、集団的自衛権、存立危機事態に対する
　　　　　 ( ,)　　ﾄ､_ヽ　r/　　 rt;ミ-, _.l　　 ヽ　　　　問題であります。
　　　　　 .ｌ i　　 ヽ＿　ﾒl　　/l''　　〈'ｔﾏ　　l
　　　　　 ,l__L...､ｰ--'　 l1、 l ! ｰ- " ｿ　 /ﾘ　　　　一つの例として、よく邦人輸送の米輸送艦の
　　　 , ''"　　_,,. -＼-_/　 ヾl　　~／l l　/　　　　　　護衛についての例が挙げられます。
　　 /ー‐''''"　　　　 ヽ''''ー-ゝ-イ　　 ll
　　 l　, -‐''''''ヽ、　　　l､-.､　 ￣'''-､--'
　　 .､l ;;;;　　　;;;ヽ　　/ヽミヽr､- ＿L_,
　　　 l ;;;;　　　;;;; }--';;;ヾ=,-､　l, --､,-､.ヽ
　　　ｉ ;;;;　　　;;;; l;;;　 ;;;　　i;;;l　 !　 /;;;;/､i. l
　　　!;;;;　　　;;;　l;;;;;;　 ;;;　〈 ;;`ーメ;　/　 i ,;;;ヽ
　　　ｌ;;;　　　;;　/;;;　　　 ;;;;ヽ;;;　　;;　;;ｰ-ｰ';; /ヽ
　　　l;;;;　 ＿_; l;;;;　;;; __,.-イ l;;;　　　;;;;ー-ｰ'';;/
　　 .l ;;;''"　　 ￣'''''"　　;;;l,,.._＼;;＿　 _,,ニｰ''
　　 l ;;;　　　　　　　　　 ;;（ ,.､ ヽ／￣
　　 l ;;;;　　　　　　;;;;　　 _,,.l.j'''" ;;;
　　 ＼ ;;;　　　　＿,,. -''";;;Ｏ　　　;;;;


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　　　　　 　 .ヽ-‐‐-)>
　　　　　　 .ミ/二二ミ　　　　　　　　　少しこのことについて触れてみたいと思います。
　　　 　 　 .彡|ﾒ ﾟДﾟ）
　　　　　　 ＿∧|二|∧　　　　　　　　　我が国の近隣で武力紛争が発生し、
　　　　　／　 _＿二○ヽ　　　/）））　　　多くの日本人が救助を求めている事態を想定します。
　　　　 /　 イ○＼ヽ//ヽ､／⊃ｿ
　　　　 | イ| /　　. | |/ヽ､　／
　　　　/　レ |===二=　＼"
　　　/　　　 |　　　　 ＼　＼
　　　＼　　./ 　 ./＼.　ヽ　 /
　　　　 .〜/ 　 / 　 .|　 .|　ζ
　　　　　 /　 ./"ヽ〜|　 .|ノ
　　　　　.⊆二⊃　　⊆二⊃


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　　　　　　　　　　　　 ／ /
　　　　　　　　　　　／　 /
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ￣￣｀¨''' ｰ- .._　　　　.l
　　　　 　　　 ／￣｀` 　 　 　 　　　　　　 ヽ　　/ l　　　　　　この紛争当事国双方が
　　 　 　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ／　!　l　　　　　ミサイルや砲撃を繰り返し、
　　　　　 /　.ｲ ./　　　/　/----‐‐‐ヽ　ヽ　　　／./｜　　　　危険な状況になれば、
　　　　　/／ l/ l　　　l　/-----‐‐‐‐ヽ　l　　∠-'　 /
　　　　 /　　 |　l ./　/| l＞-､!　､_. -＜| .l　l　　　 ／　　　　　当然、民間の航空機は
　　　　　　　　　l/l　 /l !`’-‐〉　　’-‐ l/l　lﾍ-＜　　　　　　　　飛行禁止となります。
　　　　　　　　　l　l /　ﾄ､ﾒ、 ヽ　　　　　.l /‐'　___` ｰ／
　　　　　　　　　r ┴'''''77li､　‐_‐- 　 ／|/r'''´ /ﾊl‐'
.　　　　　 　 　 |　　　.//｜|＼　　,.イ /.lﾍﾄ　.// ||
　　　　　　　　ﾉ-‐　 ﾉﾉ:::::| |　 ￣　　/ .ト､　//::::||
　 ／￣￣`¨/　　 ∠_￣｀ヽヽ_＿＿/＿｀l ／:::::::|L___
　/　　　　　`==''´　　 ｀'ｰ-￣　　　　-‐'''¨´￣て_)､　￣｀＼


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　　　　　　　　　　　／　 /
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ￣￣｀¨''' ｰ- .._　　　　.l
　　　　 　　　 ／￣｀` 　 　 　 　　　　　　 ヽ　　/ l　
　　 　 　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ／　!　l 　　　　民間船舶も運航を停止することとなります。
　　　　　 /　.ｲ ./　　　/　/----‐‐‐ヽ　ヽ　　　／./｜
　　　　　/／ l/ l　　　l　/-----‐‐‐‐ヽ　l　　∠-'　 /　　　　この場合、相手国の要請があれば、
　　　　 /　　 |　l ./　/| l＞-､!　､_. -＜| .l　l　　　 ／ 　　　　　自衛隊の輸送船が
　　　　　　　　　l/l　 /l !` -‐〉　　 -‐ l/l　lﾍ-＜　　　　　　　　日本人の救出に当たることができます。
　　　　　　　　　l　l /　ﾄ､ﾒ、 ヽ　　　∪ .l /‐'　___` ｰ／　
　　　　　　　　　r ┴'''''77li､　|￣| 　 ／|/r'''´ /ﾊl‐'
.　　　　　 　 　 |　　　.//｜|ﾞi,|　 |　,.イ /.lﾍﾄ　.// ||
　　　　　　　　ﾉ-‐　 ﾉﾉ:::::| |　 ￣　　/ .ト､　//::::||
　 ／￣￣`¨/　　 ∠_￣｀ヽヽ_＿＿/＿｀l ／:::::::|L___
　/　　　　　`==''´　　 ｀'ｰ-￣　　　　-‐'''¨´￣て_)､　￣｀＼


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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :ヽ、＿_,ノ:::|
　 >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::::::::::::::::___,ﾉ
:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|　　　しかし、その隻数には限界があるため、
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|　　　多数の日本人を退避させるために、
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!　　　　　アメリカ軍の輸送船などを共同でお願いし、
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/　　　　　　輸送することになります。
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､、
　　　　　　　　　　　ｉ　　　,. -ー―ｰ-‐' .）_
　　　　　　_　　　　 lヽ-／,　　 ,--- ::_　　 ヽ
　　　　　 ( ,)　　ﾄ､_ヽ　r/　　 rt;ミ-, _.l　　 ヽ　　　このことは、日米の防衛協力ガイドラインにも
　　　　　 .ｌ i　　 ヽ＿　ﾒl　　/l''　　〈'ｔﾏ　　l　　　　規定があります。
　　　　　 ,l__L...､ｰ--'　 l1、 l ! ｰ- " ｿ　 /ﾘ
　　　 , ''"　　_,,. -＼-_/　 ヾl　　~／l l　/
　　 /ー‐''''"　　　　 ヽ''''ー-ゝ-イ　　 ll
　　 l　, -‐''''''ヽ、　　　l､-.､　 ￣'''-､--'
　　 .､l ;;;;　　　;;;ヽ　　/ヽミヽr､- ＿L_,
　　　 l ;;;;　　　;;;; }--';;;ヾ=,-､　l, --､,-､.ヽ
　　　ｉ ;;;;　　　;;;; l;;;　 ;;;　　i;;;l　 !　 /;;;;/､i. l
　　　!;;;;　　　;;;　l;;;;;;　 ;;;　〈 ;;`ーメ;　/　 i ,;;;ヽ
　　　ｌ;;;　　　;;　/;;;　　　 ;;;;ヽ;;;　　;;　;;ｰ-ｰ';; /ヽ
　　　l;;;;　 ＿_; l;;;;　;;; __,.-イ l;;;　　　;;;;ー-ｰ'';;/
　　 .l ;;;''"　　 ￣'''''"　　;;;l,,.._＼;;＿　 _,,ニｰ''
　　 l ;;;　　　　　　　　　 ;;（ ,.､ ヽ／￣
　　 l ;;;;　　　　　　;;;;　　 _,,.l.j'''" ;;;
　　 ＼ ;;;　　　　＿,,. -''";;;Ｏ　　　;;;;


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　　　　　| ヽ、　|　　｀-′ 　　　　 .｀ｰ ..,,__）　 l
　　　　　 l:::　ヽ_＼::　　　　　　　　　　　　::::／
　 　 　 　 ＼::: 　 　 　 　 /　　　　　　　　　 ｀ヽ　　　　　　　これにより、米軍の輸送艦が
　　　ヽ 、　　＼:::::　　,　.l /__　　　 ,　　,　　　　l　　　　　　　日本人を含めた市民を輸送して、
　　　　＼ ￣￣ ::::::i　l i　|ｌ_:::::｀゛''ｰ-l　　l　　　　|　　　　　　　我が国に退避させることになります。
..、　　　　ヽ、＿, -| l.| ./｀|，、｀゛''',.=.| i　|　ハ,r.ｰ、
、ヽ　　　-ー ''´::::::l |::::| ｀lｰ_´ r,'､’_｀l |. l /|,/　｀/　 ,,..,
..＼ ＼　_,,｀',ー_-ｰ,|:l::l　　　　,!>｀　:::/~ﾞi　l/　　,'　　l 　l
　　i.　 ヽ　　　　 ｀ｌヽｿl 　r==--,　／ /:ﾉ /　'　l　.,.-'′.ヽ
　r'　''´　 　　　　　|　｀ヽ、｀二゛/l　　l:::し'　　　 ｰ'　,-'／_,,
./　　　　　　　　　　l　 ', .｀'ー ´ゝ|　 .ｰ　　　　　　　　l,_ゝ　'、
l　　　　,,..ー―-- ;;ノ　　l::、　 |::: l　　　　　　　　　　, ー '__ ﾉ
|　　 ,r',.-ｰ''゛~゛''､ 　　　 ー、 l　 .|　　　　　　　　　/l　 l_,,.、
.l　 /　　 ヽ　　　 ヽ,　　　 | 　ｰ- ,,.>,　　,,.. -ｰ'''~゛´゛　　　 ）
..|　.l　　　　）　　　　ミ-.. ,i　　　/ 　ゞｰ''　　　　　　／￣゛´
. ヽ_,!　　 ,/_　　　　　 ＼　　／＼　　 ＼　　_.__,,／
　　 ヽ,　　　 ヾ,　　　　,,.-''.´　　　＼　　::｀ｰr'


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　　　　　 　 .ヽ-‐‐-)>
　　　　　　 .ミ/二二ミ　　　　　　　　　　仮に、この日本人を含めた多数の一般市民を
　　　 　 　 .彡|ﾒ ﾟДﾟ）　　　　　　　　　　輸送する米軍の輸送艦が公海上で、
　　　　　　 ＿∧|二|∧
　　　　　／　 _＿二○ヽ　　　/）））　　　日本の沿岸から約二十キロ沖は
　　　　 /　 イ○＼ヽ//ヽ､／⊃ｿ　　　　　もう既に公海ということになります。
　　　　 | イ| /　　. | |/ヽ､　／
　　　　/　レ |===二=　＼"
　　　/　　　 |　　　　 ＼　＼
　　　＼　　./ 　 ./＼.　ヽ　 /
　　　　 .〜/ 　 / 　 .|　 .|　ζ
　　　　　 /　 ./"ヽ〜|　 .|ノ
　　　　　.⊆二⊃　　⊆二⊃


　　　　　　 ヽ-‐‐-)>
　　　　　　ミ/二二ミ　　　　　その公海上で攻撃国の軍艦から攻撃を受け、
　　　　　 彡|ﾒ ﾟДﾟ）ﾘ　　　　　多くの日本人が殺されようとしている、
　　　　　　 _∧|二|∧
　　　　　／⌒　　○|＼　　　　そしてその近くに自衛隊の護衛艦があり、
　　　　　|　　　　　/ |　|　　　　　十分な攻撃能力を持っていたとします。
　　　　　|　　　　 /　|　|
　　　　　|　　　　/　 |　.|
　　　　　|　　　　　　 |　|
　　　　　|　　　　　　 |　.|
　　　　　|　　　　　　 .|　|
　　　　 └┬┬─┬┼┘
　　　　　 .⊂⊇　　⊆⊃


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　 　 　 　 　 　 　 　 l　i|: : : :ヽ: : : :ｉ: : : : :l:、
　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ､l: : : : : : : : :＿:_: : : :ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿ヽ: : : : :,:ｨ´_―‐_｀ﾄ; : :i　　　　　　　　自衛隊が武力をもって
　 　 　 　 　 　 　 '´￣｣: : : : : /ｲﾞ￣' :::￣｀l: : ヽ　 　!　　　　この日本人を乗せた米軍の
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ: : : :i,　 /二二';i　l: : : :ｲ／|　　　　輸送艦を守るのは当たり前だと思います。
　 　 　 　 　 　 　 　 　　´7: :fri'　!´::::::::｀ｌ|　!: : : : : :/　　　__
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:_ 弋|　|::::::::::::::ｌ}　!: :_; -'´_,　 　(　）
　 　 　 　 　 　 　 　　￣´ /ｉ: : l、ｌ⌒'⌒ｿ ,ｲ: : : ￣/　 　/ /
　 　 　 　 　 　,-､ 　 　 　 l |:/!:!ﾍヽﾆﾆｲ,/ l: :-､‐_'_＿._/ /
　　　　　　　　ゝ.ｲ　 　 　 　l'｜!　ヽ_´_,/ｉ :l:lｰ,ｒ'´--､　 ｀丶
　 　 　 　 　 _, -'‐――- ､　 　|!＿..　 --┴/´　 　　￣ ヽ　',
　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 ヽ-'´　 　 　　　/ 　 　 _＿　 　 ｀ﾞ|
　 　 　　/ 　 　 　 　 　 　 ,ｨ‐〉_, -―: :…:ｲ　 , -':_:_: : ＼　　l
　 　 　／ 　 　　　 　 /　 /-.､_; --- ､: : : :ｌ／‐:'´: : : : : : i　/
　 　／　／　 /　 　 /　//:￣ヽ!＿ 　 ヽ: :/ : : : : : : : : : : l /
　／/／　/　/　 　 /　,:/: : : : :_:_: :ヽ　 l: :l : : : : : : : : : : :｣'
/' / /　 /　/　 　 /　 /: : : : :´: ﾞｰヽ: | /:/ :_:_; : : : : : : : /!
　/ /　 /　/　 　 /　 /: : : : : : :‐:y:‐:'´:￣:´: : : : : : : :.／:.|


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　　　　　　　　 　　　 _ ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::| |　ｌ|::::::::::::::::::::::
＿_三二ﾆ=-‐　　　　　_ノ〉::::::::::::::::::::::::::::::::::l::斗-く:::::::::::::::::::::　　この委員会に出席されている委員も、
_ ＿　,　　　　　　_,ｨ二　ｨカ::::ﾊ:::::::::::::::::::::／　 ｀ｎ┴‐ｧrｰ､―　　日本人を守るために
ーfヵ(　 丶=＝彡'´　 　 ゞ' V/⌒ﾊ:::::::∠、　ｎｰＵ.／､ ヽ.ﾉ厂　　自衛隊の船が武力をもって、
　 ゞ'＾ヽ　　　　　￣￣｀二ﾆﾞ/-‐'　|／: : : ＼∪／　　　／'ｎ
｀ﾆ二´ l〉　　　　-‐ ﾆ -− /ｎ― /: : : :ｎ― ∠.　 　 xｎ＿Ｕ/　　この攻撃する船を威嚇あるいは抑止し、
/　　　/　　　　　　　　　∠._∪.／: : : : ∪／: : : ヽ／_∪ ､/ /　　日本人を守る。
丶　 く　　　　　　　　　/:ｎ‐ ／: : : : : : ／: : : : :／―ｎ　 / //
＼＼　＼　　　　　　／: ∪/: : : : : : : : : : : : :／ｎ ＿Ｕ､/ｎ //
/{ ＼丶　　_　＿ ／: : : ／: : : へ、: : : : : : /＿∪: : :xｎ_∪//
/∧　＼　´ −-/: : : ／: : :／　　 ＼: : : : : : : : : : ∠._Ｕ/ ///
∨/ﾍ.　 ヽ.　　 ,: : : : : : :／　 　 　 　'＼: : : : : : : : : : : ∧///,
ノ///＼　 ヽ　 |: : : : : :{　　　　　　　　　'ヽ: : : : : : : ／　 V//
////// ＼　 ｰ|: : : : : : ＼　　　　　　　　　ヽ: : : : /l|　 　 |//
/////////丶/: : : : : : : : : ＼　　　　　　　 /: : : /　|　　 ﾉ//


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　　　　　| ヽ、　|　　｀-′ 　　　　 .｀ｰ ..,,__）　 l
　　　　　 l:::　ヽ_＼::　　　　　　　　　　　　::::／
　 　 　 　 ＼::: 　 　 　 　 /　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　ヽ 、　　＼:::::　　,　.l /__　　　 ,　　,　　　　l　　　このことに反対する人はいないんだと思います。
　　　　＼ ￣￣ ::::::i　l i　|ｌ_:::::｀゛''ｰ-l　　l　　　　|
..、　　　　ヽ、＿, -| l.| ./｀|，、｀゛''',.=.| i　|　ハ,r.ｰ、
、ヽ　　　-ー ''´::::::l |::::| ｀lｰ_´ r,'､’_｀l |. l /|,/　｀/　 ,,..,
..＼ ＼　_,,｀',ー_-ｰ,|:l::l　　　　,!>｀　:::/~ﾞi　l/　　,'　　l 　l
　　i.　 ヽ　　　　 ｀ｌヽｿl 　r==--,　／ /:ﾉ /　'　l　.,.-'′.ヽ
　r'　''´　 　　　　　|　｀ヽ、｀二゛/l　　l:::し'　　　 ｰ'　,-'／_,,
./　　　　　　　　　　l　 ', .｀'ー ´ゝ|　 .ｰ　　　　　　　　l,_ゝ　'、
l　　　　,,..ー―-- ;;ノ　　l::、　 |::: l　　　　　　　　　　, ー '__ ﾉ
|　　 ,r',.-ｰ''゛~゛''､ 　　　 ー、 l　 .|　　　　　　　　　/l　 l_,,.、
.l　 /　　 ヽ　　　 ヽ,　　　 | 　ｰ- ,,.>,　　,,.. -ｰ'''~゛´゛　　　 ）
..|　.l　　　　）　　　　ミ-.. ,i　　　/ 　ゞｰ''　　　　　　／￣゛´
. ヽ_,!　　 ,/_　　　　　 ＼　　／＼　　 ＼　　_.__,,／
　　 ヽ,　　　 ヾ,　　　　,,.-''.´　　　＼　　::｀ｰr'


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　　　　　　　　　　　ｉ　　　,. -ー―ｰ-‐' .）_
　　　　　　_　　　　 lヽ-／,　　 ,--- ::_　　 ヽ
　　　　　 ( ,)　　ﾄ､_ヽ　r/　　 rt;ミ-, _.l　　 ヽ　　　しかし、まだ日本が攻撃されていないという時点で、
　　　　　 .ｌ i　　 ヽ＿　ﾒl　　/l''　　〈'ｔﾏ　　l　　　　日本人を助けるために自衛隊の船が
　　　　　 ,l__L...､ｰ--'　 l1、 l ! ｰ- " ｿ　 /ﾘ　　　　公海上において武力を行使したら、
　　　 , ''"　　_,,. -＼-_/　 ヾl　　~／l l　/
　　 /ー‐''''"　　　　 ヽ''''ー-ゝ-イ　　 ll
　　 l　, -‐''''''ヽ、　　　l､-.､　 ￣'''-､--'
　　 .､l ;;;;　　　;;;ヽ　　/ヽミヽr､- ＿L_,
　　　 l ;;;;　　　;;;; }--';;;ヾ=,-､　l, --､,-､.ヽ
　　　ｉ ;;;;　　　;;;; l;;;　 ;;;　　i;;;l　 !　 /;;;;/､i. l
　　　!;;;;　　　;;;　l;;;;;;　 ;;;　〈 ;;`ーメ;　/　 i ,;;;ヽ
　　　ｌ;;;　　　;;　/;;;　　　 ;;;;ヽ;;;　　;;　;;ｰ-ｰ';; /ヽ
　　　l;;;;　 ＿_; l;;;;　;;; __,.-イ l;;;　　　;;;;ー-ｰ'';;/
　　 .l ;;;''"　　 ￣'''''"　　;;;l,,.._＼;;＿　 _,,ニｰ''
　　 l ;;;　　　　　　　　　 ;;（ ,.､ ヽ／￣
　　 l ;;;;　　　　　　;;;;　　 _,,.l.j'''" ;;;
　　 ＼ ;;;　　　　＿,,. -''";;;Ｏ　　　;;;;


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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :ヽ、＿_,ノ:::|
　 >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::::::::::::::::___,ﾉ
:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨　　　この行為は国際法上どのように判断をされるか、
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!　　　　　外務大臣にお伺いしたいと思います。
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/


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　　　　　　　　 　　　ヽ　　　　　　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　 ヽ､　　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　ヽ､,-､‐､‐- ､ /
　　　　　　　　　　　　　／::ヾ.､ヽヽヽ〃-､
　　　　　　　　　　　　/ヽ､,.::'⌒ヽi l l i':.　 ヽ　　　　　ただいま委員が示された例、すなわち、
　　　　　　　　 　 　 lヽ､ i'::::.　　.:l l l l::::.... ::}　　　　　我が国への武力攻撃がない場合に、
　　　　　　　　　　　 |:::::｀l::::::::::::::::l l l ﾄ､:::::;ｨ
　　　　　　　　　　　 r「iﾐ:::ヽ､;;;;;／l_|｣_!_ﾆ´:j
　 　 　 　 　 　 　 /／／)::_,.-‐くﾆ二二7_〉/
　　 　 　 　 　 　 }/／／）､|＼i´ﾆﾆﾆﾆｺ/
　　　　　　　　　/ ´ ﾉ ∧　＼ ､ｰﾆ二ﾆ7/｀ｰ‐‐‐‐‐-、＿
　　　　　　　　　}　 　　}＼／ ｀ｰ---‐／ｨ : : : : : : : : : : : : : >、
　　　　　　　　　i　　　ﾉ　 _/ /＼　 ／ : : : : : : : : : : : :／.: : ',
　　　　　　　　/>ｰｰ,く-／/|ｲ:::::/∨ : : l : : : : : : : :| :/ : : : : :',
　　　　　　　/￣ ＞、_〉. : | ./｀Y / : : : 」 : : : : : : : :./ : : : :.//ヽ
　　　　　　/ : : : : : : : >.: : | ｉ::::::|/ : :／ : : : : : : : : :/ : : :／/ : : :|、
　　　　　/ : : : : : : : :/: : : :|/:::::/ : : : : : : : : : : : : : | ／ : : : : : : : :|.ヽ
　　　　/.: : : : : : : : /: : : : :|::::/ : : : : : : : : : : : : : : : ､ : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　 ,' .: : : : : : : :/| : : : : :|:/ : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ : : : : : : : : : : :
　　　,': : : : : : : : / :| : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : / ＼ : : : : : : : : : :
　　　{ : : : : : : : Λ.:| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :〈　　 ＼=二 : : : : :

※岸田外務大臣

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　　　　　　　､　　 　 　 　 　 ＿_　/
　　　　　　　 .＼　　　 ,...‐,.///:::/:...:､
　　 　　　　　　.....＼.,r':::::////:::/:::::::::::;.､
　　　　　 　　　 ... /＼､.| |:| |r/､:::::::::///i､　　　在留邦人を輸送している米艦艇が武力攻撃を受け、
　 　 　 　 　 　 　 lrへ゛'| |:| |:,r':´:｀ヽ///::i　　　そして同艦艇を我が国が防護すること、
　　　　　　　　　　| : : : || |ﾟ! !': : : : : : ヽ':::::l
　　　　　　　　　　| : : : || |:| |: : : : : : : :l:::::::!
　　　　　　　　　. .| : : : || |:| |: : : : : : :/:::::::,!
　　　　　　　　　...ヽー.'::! !:! !:::ｰ-‐..´:::::::/
　　　　　　　　　　　ヽ::r'､ｰ_'_二ｺ´￣/./｀
　　　　　　　　　　　　.ヾー―‐‐' !_／ /::/:i:::ヽ._
　 　 　 　 　 _ ,,､-ｰ／‐..ヽ二二／ .／;;r..::l:::::::::::｀:ｰ:.､
　　　　　　,´:::::::::::::く::::::::/　i　 / 　 ヽ::::::::::!:::::::::::::::::::ゝヽ.
　 　 　 　/::｛::::::::::::::::＞:i 　 l7i　　　/:＼:／::/:::／::::::::::::::::i
　　 　 　,'::::::i::::::::::／::::::l　 /;;;;l　　/::::::::〉:::::/／::::::::::::::::::::::!
　 　 　 /:::;::::∨:::::l::::::::::i　/;;;;;;l.　 /:::::::/:::::::/:::::::::::::::::::::::::/
　 　 　/::::ヽ:::::〉:::::l:::::::::l /;;;;;;;;l. /:::::::／;;;;;i:::i::::::::::;;;;::::::::::::::>
　　　 く::::::::::ソ i::::::::l:::::::::li;;;;;;;;;;;l/::／,､;;,､;;:l!::l_／´:::::::::::::::: ｿ
　　　 !:::::::ゝへ､;;;::::!::::::」--‐‐'''""ﾞﾞ｀ヾゞＭソ／::;;;;:::::::::::::::::l
　　　 ）::::::ゝ彳´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍノ／´￣::::::::::::::::::::l
　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾍへ￣::::￣:::::::::::::::::::::/
　　 l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／´::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::/
　　 l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/


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　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　ヽ､　　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　 ヽ､,-､‐､‐- ､ /
　　　　　　　　　　　　 ／::ヾ.､ヽヽヽ〃-､
　　　　　　　　　　　 /ヽ､,.::'⌒ヽi l l i':.　 ヽ　　　　こうした行為は、国際法上、
　　　　　　　　　　　lヽ､ i'::::.　　.:l l l l::::.... ::}　　　　集団的自衛権の行使に該当すると考えられます。
.　　　　　　　　　　　|:::::｀l::::::::::::::::l l l ﾄ､:::::;ｨ
　　　　　　　　　　　 !ミ::::ヽ､;;;;;／l_|｣_!_ﾆ´:j
.　　　　　　　　　　　ヾ:::::_,.-‐くﾆ二二7_〉/
.　　　　　　　　　　　　ヽ::｢|＼i´ﾆﾆﾆﾆｺ/　　　　 　(
　　　　　　　　　　　　 　｀ ﾄ､_｀ｰﾆ二ﾆ7ヽ､_　　　　 ）
　 　 　 　 　 　 　 　 _/｜＼｀ｰ---‐ '小　L　￣ ヽ （
　　　　　 　 　 　 _, ハ　 ＼　｀ ァ､　/ﾍ,レ―‐‐､__i__,）
　 　 　 　 ,　-‐ ´　　 ,ゝ 　 ＼/ _ 又／　 　 ,ヽ＼丁
　　　　　/　　 ヾ. 　 　＼ 　 　, ｲ{｀く　　 ＿ ,ィ 〉〉〉|
　 　 　 /　　｀ﾞヾ＼　　　 ヽ／　ヽ＼｀く´　/ ｀ｰ(/　|
　 　 　 !　　 ´⌒｀ ヽ　　／　　 　 ｀ーヲ｀〈　 　 i 　 !


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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :ヽ、＿_,ノ:::|
　 >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::::::::::::::::___,ﾉ
:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|　　　国際法上、この事案が集団的自衛権に
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨　　　　該当する可能性があるということであります。
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/


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　　　　　　　　　　　　 ／ /
　　　　　　　　　　　／　 /
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ￣￣｀¨''' ｰ- .._　　　　.l
　　　　 　　　 ／￣｀` 　 　 　 　　　　　　 ヽ　　/ l
　　 　 　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ／　!　l　　　もし集団的自衛権に該当した場合、
　　　　　 /　.ｲ ./　　　/　/----‐‐‐ヽ　ヽ　　　／./｜　　日本の自衛隊の船は、
　　　　　/／ l/ l　　　l　/-----‐‐‐‐ヽ　l　　∠-'　 /
　　　　 /　　 |　l ./　/| l＞-､!　､_. -＜| .l　l　　　 ／　　　
　　　　　　　　　l/l　 /l !`’-‐〉　　’-‐ l/l　lﾍ-＜　　　　　
　　　　　　　　　l　l /　ﾄ､ﾒ、 ヽ　　　　　.l /‐'　___` ｰ／　　
　　　　　　　　　r ┴'''''77li､　‐_‐- 　 ／|/r'''´ /ﾊl‐'
.　　　　　 　 　 |　　　.//｜|＼　　,.イ /.lﾍﾄ　.// ||
　　　　　　　　ﾉ-‐　 ﾉﾉ:::::| |　 ￣　　/ .ト､　//::::||
　 ／￣￣`¨/　　 ∠_￣｀ヽヽ_＿＿/＿｀l ／:::::::|L___
　/　　　　　`==''´　　 ｀'ｰ-￣　　　　-‐'''¨´￣て_)､　￣｀＼


25/49＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　　　　＼: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : ／
ー―――ゝ : : : : : /: : : : : : : : :/: :／
: : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : : :〃:/ャー――――
＼: : : : : : : : : : : :/: : : : : : : ://:/＼＼　　　l　　　　　この攻撃されようとしている、
　　　−､＿: : : : :ｈ: : : :/ : //:/ ￣｀＼＼　 ＼　　　　あるいは日本人が攻撃されている
　＿＿＿_　 ＞: :l |: : :/: :///　 　 ftﾘ〕＼＼　 〉　　　米軍の護衛艦を守ることができるでしょうか。
―――‐: : : : : : :l | : /: //＾＼　　　　_／`ァｲ个
　 ＼: : : : : : : : : :Ｎ: :l: /ﾊ　l 　 ≧ｧ'´　 ／　　 !　　　防衛大臣にお伺いいたします。
　　　 ￣￣￣｀才::l: :|/L_l　 l　 _ 　 　 　 　 /　|
　　 　 　 　_／: : :::|:/ﾍ、ﾑ-ギ´　　　　　　/ 　l|
　　　　／: : : : : : : |': : : ¨´!　|　　　　　　　　　 j
―一: : : : : : : : : : : : : : : :∧ 丶　　　　　　　　/_
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :＼　　　　　　 ＿ ｀ﾞ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : ': : : : ::/＼　　　/´　　＿


26/49＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　,ｨ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,.イ |Ｈﾄ.　　　　　　　　　　　現行法制におきましては、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ミ､: L/ ヽ　　　　　　　　　　我が国に対する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i {: : : }i i´: :i　　 __　rｫ __人__　武力攻撃を受けない限り、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ :､_／: ＼: |. r:〈::r炎i{　｀Y´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヾ　 ｰ へ_ �Y　V:::ゞイ!　　　　　自衛権を行使することはできません。
　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　,,ノ三}-- 个- /　　{:::{//,!
　　　　　　　　　　　　 ／　＿＿/: : : : :| |: :｀:'':＜　　 ﾚ'´: : :∨
　　　　 　 　 　 　 　 / ／／/{ {: : : : :.:.! |: : : : : :} }`:.＜: :／ヽ!
　　　　　　　　　　　 乂／///| |_:_:_ :／| !ー--: | ﾄ: : : }////V
　　　 　 　 　 　 　 　 //////{ {: : : : : :| |: : : : : | | ＼: !}////ﾊ
　　　　　　　　　　　 //////,∧ '; : :.:／ |: : : : : | |: : ::ﾊ !////,'i
　　　　　　　　　　_ノ//////i/.ﾊー彡: :i | : : : :.:| |＼://|/////,|
　　　　　　　　 ／//////／i!/,∧ヽ: : :_ﾘ:_:_:_:_:.| ! : /､ﾑ/////ﾉ
　　　　　　　／//////.／　 }////／ ｰ=ｧイ::::ヽ{_://i ＼//／
　　　　　 ／//////,／　　/i ￣ /　 ／:::,:::::::::::::}＝=-ｫ
　　 　 ／//////,／　　　/ {二{ {{ r':::／::／::／i}　 |ニ}
　　 ∠//////／　　　　/==≧-ヾ ヾ:::／-イ　 ﾉ＿}__{
. .:´: : : : ｀ヽ／　　　 　 /ニニニニ/≧====≦イニニi__
: : : : : : : : :}}　　　　 ／ニニﾆニﾆ/////////∧ニニﾆ､ヽ
¨¨｀ヽ: : ／　　　 ／ニニニニニ///////////∧ニニﾆ∨

※中谷防衛大臣

27/49＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　　　　　| ヽ、　|　　｀-′ 　　　　 .｀ｰ ..,,__）　 l
　　　　　 l:::　ヽ_＼::　　　　　　　　　　　　::::／
　 　 　 　 ＼::: 　 　 　 　 /　　　　　　　　　 ｀ヽ　　　　　　　そうなんです。
　　　ヽ 、　　＼:::::　　,　.l /__　　　 ,　　,　　　　l　　　　　　　実は、この場合には
　　　　＼ ￣￣ ::::::i　l i　|ｌ_:::::｀゛''ｰ-l　　l　　　　|　　　　　　自衛隊は日本人を守れない。
..、　　　　ヽ、＿, -| l.| ./｀|，、｀゛''',.=.| i　|　ハ,r.ｰ、
、ヽ　　　-ー ''´::::::l |::::| ｀lｰ_´ r,'､’_｀l |. l /|,/　｀/　 ,,..,
..＼ ＼　_,,｀',ー_-ｰ,|:l::l　　　　,!>｀　:::/~ﾞi　l/　　,'　　l 　l
　　i.　 ヽ　　　　 ｀ｌヽｿl 　r==--,　／ /:ﾉ /　'　l　.,.-'′.ヽ
　r'　''´　 　　　　　|　｀ヽ、｀二゛/l　　l:::し'　　　 ｰ'　,-'／_,,
./　　　　　　　　　　l　 ', .｀'ー ´ゝ|　 .ｰ　　　　　　　　l,_ゝ　'、
l　　　　,,..ー―-- ;;ノ　　l::、　 |::: l　　　　　　　　　　, ー '__ ﾉ
|　　 ,r',.-ｰ''゛~゛''､ 　　　 ー、 l　 .|　　　　　　　　　/l　 l_,,.、
.l　 /　　 ヽ　　　 ヽ,　　　 | 　ｰ- ,,.>,　　,,.. -ｰ'''~゛´゛　　　 ）
..|　.l　　　　）　　　　ミ-.. ,i　　　/ 　ゞｰ''　　　　　　／￣゛´
. ヽ_,!　　 ,/_　　　　　 ＼　　／＼　　 ＼　　_.__,,／
　　 ヽ,　　　 ヾ,　　　　,,.-''.´　　　＼　　::｀ｰr'


28/49＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　,.ィ
　　　　　　　　 ／（,,. -ーー- ､　　）
　　　　　　　,.-ヽ　　　　　　　　ヽﾉ |　,ｨ　　　　当然、私たちの感覚では、これは個別的自衛権だろう、
　Q、　　 ／,.　　　　　　　　　　　　"~ノ　　　　日本人を守るんだから個別的自衛権だろう、
　 ヽ}ー-/''/,　　　　　　　　　　　　-ﾆ-ｲ
/~ ,'　,,.l'' /'l　　/　 ,ヘ､＿_　　,ｨ＿;;::',　　,Q　　　そう考えますが、
ﾒーｰ'"　　　l　! l　代､t-...__l　 i ヽ-,='ー-/.;'
lー､　　　 /ヽll ﾄ､l l ~´,lｰ=l l　lﾘ./ （　　 `"ヽ
!､::::::ヽ＿ノ:::::ヽ l`ヽ -ﾆ, ,.イ!ﾚ':::l ll　 ヽ､ ＿_,〉
:::::::　::::::::::::::::::::: `‐-`ー'二／::　::l　 iii　_,,......､.}
:::::::λ:::::::::::::::::;-‐'''''''‐-､　.......:::::::ヽ__／:::::::::: l
:::::/　｀|:::::::::/ 　　 　　　 ヽ:::::::::::::::　入::::::::...　ヽ
./　　 丶:::::.|　　　　　　　　l:::::::::　　/　l :::::::::::::　l
　　　　 |::::::ヽ　　　　　　 ./ 　　::／　　l ::::::::::::::　!


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　　　　　　　　　　 ﾄ、　|:::::::＼{::::::::::::＼, ィ´ ￣ ｀ヽ、　　　 　 　 |､
　　　　　　　　　　 |::丶 ',::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼　　 　 　 |::!
　　　　　　　　　　｜::::::｀＼:::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、＿_,ノ:::|
　　　　　　 　 　 　ﾍ:::::::::::::::ヽ::: /: /:/:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___,ﾉ
　　　　　　　　 ＼、 ヽ、::::::::::::V::,ｲ,ｲｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 ヾー-｀--‐'´ﾙ'/y'ﾞ::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::: ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼:::::::::::::::: ,勹::::;ﾉ ::::::::/｀'' ‐- ．__::|:::::::::::::::ヽ、:::ﾍ
　　 __ 　 　 　 _,．-‐ ´,ゝ､__:::::〈 /／:::::::::::,�d．___　 　 ｀!::: |::::|:::|: |ャ:: |　　国際法上は、外務大臣が
＼/ 　｀ヽ、''´,,ｨｧ' ア´ｲ´／-､::/'| ::::::::::: /‐ﾍ＼_,|｀7_＞|:::::|::: !:::!::| ∨:|　　お話しされたように、
ﾉﾂ｀>､ 　 /''´／／;ﾉ::|1´　＼ ＼|::::::::: ,ｲニﾆ＾¨´',ﾉv'_ﾌj:::: !: /::;ﾊ:!　V:|
〉､ｨ o/　/ヽr'‐'´::/___:!ヽ、 　 ＼ ｀ヽ､::| !　　　　 { ｀¨´ﾉ|::: |/|:/　||　 V!　　集団的自衛権に
　｀¨´　/　ノ::.::, =.ﾆ二ヽrー-- 、ヽ r_'ヽ ー ､__r ′ィ´/|::: ﾚ'|′ |!　　ﾘ　　解釈されてしまう。
ヽ、__,ノ､/::., -‐r_ｧ'´_￣￣ }ヽ.人　 |l | |　　､ｧ, イ|ﾉﾉ:;'|::!::::|　 　 ﾉ
　ｲ/　 ノ／::.'´:｀¨_´__ ￣ヾ、:::＼ヽ !l | |ヽ__,.ｲ　j_ﾚ|:/_j_|:::ﾉ'´:}､_
/ ,' ／ ´ィ´::.,ｨｺ´___'__j￣￣｀ :::}ヽ:∨ ! |-':::Vｨ',ィ＾Vﾉ-r｀':::::_'__:::}､_
,ノ//／::.::.／:rﾐ´､＿___＞､ ::::::,′j::ﾍ ヽ!_／ィ´:ﾍ　|!､::j l::::/　i｀ヽ､ﾉ、
　i/´::.: ／::.::.:｀ヽ＿__{____,:::::::ノ　/::::;ﾊ、::.´::.::.::.::.:｀´::|:::::|: ー､|rﾁy'i j
　|::.::／::.::.::.::.::.::ゝ､_｀_ｧ'´:::::::｀ー':::::,'/　｀ヽ、::.::.::.::.::./ヽﾉ::___:::｀:く 〃
　|::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.／/￣￣｀ゝ､__,〃　　　　｀iヽ､::.::.|:::::::V´｀ヾ::::: ｿ
　|,'::.::.::.::.::.::..::.::／::.;ハ:::::::::::::::::／｀＼　　　 ,ﾉ:::::::＼|:::／　　　ヽ/


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　　　　　　　　　　　　 ／ /
　　　　　　　　　　　／　 /
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ￣￣｀¨''' ｰ- .._　　　　.l
　　　　 　　　 ／￣｀` 　 　 　 　　　　　　 ヽ　　/ l
　　 　 　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ／　!　l　　　　これが今回の平和安全法制の
　　　　　 /　.ｲ ./　　　/　/----‐‐‐ヽ　ヽ　　　／./｜　　　　最も難しいところなんです。
　　　　　/／ l/ l　　　l　/-----‐‐‐‐ヽ　l　　∠-'　 /
　　　　 /　　 |　l ./　/| l＞-､!　､_. -＜| .l　l　　　 ／
　　　　　　　　　l/l　 /l !`’-‐〉　　’-‐ l/l　lﾍ-＜
　　　　　　　　　l　l /　ﾄ､ﾒ、 ヽ　　　　　.l /‐'　___` ｰ／
　　　　　　　　　r ┴'''''77li､　‐_‐- 　 ／|/r'''´ /ﾊl‐'
.　　　　　 　 　 |　　　.//｜|＼　　,.イ /.lﾍﾄ　.// ||
　　　　　　　　ﾉ-‐　 ﾉﾉ:::::| |　 ￣　　/ .ト､　//::::||
　 ／￣￣`¨/　　 ∠_￣｀ヽヽ_＿＿/＿｀l ／:::::::|L___
　/　　　　　`==''´　　 ｀'ｰ-￣　　　　-‐'''¨´￣て_)､　￣｀＼


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　　　　＼: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : ／
ー―――ゝ : : : : : /: : : : : : : : :/: :／
: : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : : :〃:/ャー――――
＼: : : : : : : : : : : :/: : : : : : : ://:/＼＼　　　l
　　　−､＿: : : : :ｈ: : : :/ : //:/ ￣｀＼＼　 ＼　　　　　では、このようなケースに直面したとき、
　＿＿＿_　 ＞: :l |: : :/: :///　 　 ftﾘ〕＼＼　 〉　　　　現場の自衛官は
―――‐: : : : : : :l | : /: //＾＼　　　　_／`ァｲ个　　　　どのような対応をするでしょうか。
　 ＼: : : : : : : : : :Ｎ: :l: /ﾊ　l 　 ≧ｧ'´　 ／　　 !
　　　 ￣￣￣｀才::l: :|/L_l　 l　 _ 　 　 　 　 /　|
　　 　 　 　_／: : :::|:/ﾍ、ﾑ-ギ´　　　　　　/ 　l|
　　　　／: : : : : : : |': : : ¨´!　|　　　　　　　　　 j
―一: : : : : : : : : : : : : : : :∧ 丶　　　　　　　　/_
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :＼　　　　　　 ＿ ｀ﾞ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : ': : : : ::/＼　　　/´　　＿


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　　　　　　　　　　 ﾄ、　|:::::::＼{::::::::::::＼, ィ´ ￣ ｀ヽ、　　　 　 　 |､
　　　　　　　　　　 |::丶 ',::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼　　 　 　 |::!
　　　　　　　　　　｜::::::｀＼:::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、＿_,ノ:::|
　　　　　　 　 　 　ﾍ:::::::::::::::ヽ::: /: /:/:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___,ﾉ
　　　　　　　　 ＼、 ヽ、::::::::::::V::,ｲ,ｲｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 ヾー-｀--‐'´ﾙ'/y'ﾞ::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::: ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼:::::::::::::::: ,勹::::;ﾉ ::::::::/｀'' ‐- ．__::|:::::::::::::::ヽ、:::ﾍ
　　 __ 　 　 　 _,．-‐ ´,ゝ､__:::::〈 /／:::::::::::,�d．___　 　 ｀!::: |::::|:::|: |ャ:: |　　　もちろん、日本人を
＼/ 　｀ヽ、''´,,ｨｧ' ア´ｲ´／-､::/'| ::::::::::: /‐ﾍ＼_,|｀7_＞|:::::|::: !:::!::| ∨:|　　　見殺しにはできません。
ﾉﾂ｀>､ 　 /''´／／;ﾉ::|1´　＼ ＼|::::::::: ,ｲニﾆ＾¨´',ﾉv'_ﾌj:::: !: /::;ﾊ:!　V:|
〉､ｨ o/　/ヽr'‐'´::/___:!ヽ、 　 ＼ ｀ヽ､::| !　　　　 { ｀¨´ﾉ|::: |/|:/　||　 V!　　　そして、集団的自衛権に
　｀¨´　/　ノ::.::, =.ﾆ二ヽrー-- 、ヽ r_'ヽ ー ､__r ′ィ´/|::: ﾚ'|′ |!　　ﾘ　　　　解釈されるような
ヽ、__,ノ､/::., -‐r_ｧ'´_￣￣ }ヽ.人　 |l | |　　､ｧ, イ|ﾉﾉ:;'|::!::::|　 　 ﾉ　　　　　　　行動もとれません。
　ｲ/　 ノ／::.'´:｀¨_´__ ￣ヾ、:::＼ヽ !l | |ヽ__,.ｲ　j_ﾚ|:/_j_|:::ﾉ'´:}､_
/ ,' ／ ´ィ´::.,ｨｺ´___'__j￣￣｀ :::}ヽ:∨ ! |-':::Vｨ',ィ＾Vﾉ-r｀':::::_'__:::}､_
,ノ//／::.::.／:rﾐ´､＿___＞､ ::::::,′j::ﾍ ヽ!_／ィ´:ﾍ　|!､::j l::::/　i｀ヽ､ﾉ、
　i/´::.: ／::.::.:｀ヽ＿__{____,:::::::ノ　/::::;ﾊ、::.´::.::.::.::.:｀´::|:::::|: ー､|rﾁy'i j
　|::.::／::.::.::.::.::.::ゝ､_｀_ｧ'´:::::::｀ー':::::,'/　｀ヽ、::.::.::.::.::./ヽﾉ::___:::｀:く 〃
　|::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.／/￣￣｀ゝ､__,〃　　　　｀iヽ､::.::.|:::::::V´｀ヾ::::: ｿ
　|,'::.::.::.::.::.::..::.::／::.;ハ:::::::::::::::::／｀＼　　　 ,ﾉ:::::::＼|:::／　　　ヽ/


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:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|　　　私は、実際、防衛大臣当時、このような問題について
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|　　　現場の隊員に聞いてみました。
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨　
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!　　　　　答えは大変悲しいものでありました。
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/


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＼::::.......::／ . .:::::::::::::::::::::::::| :::|_::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::ヾ::::::::::::::::::::::::::::::..　　　::::..　 ／￣￣￣￣
`‐丶:::::/　　.:::::::::::::::::: :::::/| :::| ￣￣￣￣￣￣￣ヾ::.ヾ:::..　　:::::::::: 　 　 ::::......　 |　
　 ....:::/　.:　　.　 :::::::　:::::i. | :::|　　　　　　　　 　 　 ヾ:. ヾ､:::... ヾ:::...　::::::::::::::::::::...|　　
::::::::::/　.:　::::::::　　　 .:::::|　|. :::|.　　　　　　　 　 　 　 ヾ:...ヽヾ::::...ヾ:::::::::::::::::::::::::: |　　攻撃を受けている
::::::::/　.:　:::::::::　　　. :::::|‐-|　::|　　　　　　　　　　　　　ヾ::..ヽ_ヾ:::::..ヾ::::::::::::::::::::::|　　船の間に
:::::::i　.:　 .:::::::::　.::.:::: :::::|` ､.!　::i￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .ゞ:..ヽ~ ヾ:::. ヾ::::::::::::::::::|　　自分の船を割り込ませ、
￣.|　.:i　::::::::::::. ::::::::..::::| ､.._ .!　:i､ 　　 ヽ　/　　 ,.　-‐ '",... ヾ:.ヽ‐-ヾ::..ヾ::::::::::::::|　　　
.,. '| ./|　:: :: ::::::..::::::::::::::|　　∩i　.i､.` ‐-/ ヽ'""",..　-‐∩.　　 ヾ:.ヽ'.| ヾ: ヾ::::::::: |　　まず自分が敵に
　 | .i::|　::. :: ::::::::::::::::::::::|.　 ∪ i ヽ,..` ‐'　　 `'"~　..._　∪　　　, '"ヽヽ.　 ヽヾ:::::::|　 　攻撃を受け、
..:::| .|::|　:::i ::　::::::::::::::::::::|-‐ '""ヽヽ.　　　 |　　　　　 ゛ 　‐‐ '"　　 .| ヽヽ､|:＼:::::|　　　
:::::| |::::|. :::|:､ ､　:::::::::::::::::|.　　　　ヽヽ.　　 |ヽ　　　　　　　　　　　　|　　./丶､:::::::|　 　自分が攻撃を
:::::| |:::::!. ::|､ヽ ､　 ::::::::::::::i　　　　　ヽヽ.　.|　ヽ　　　　　　　　　　　|　 /::ヾ::::::::::::|　　　受けたことをもって
::::;:|.|'" ,!. :|:ヽヽ`､　　::::::::::i　　　　　　ヽ　|　　ヽ　　　　　　　　　 .|　/:: i: lヾ::::＜　　　反撃をし、
'"　!l '".::!　i::::ヽ .lヽ.　　 ::::::!　　　　　　 `.|　.／　　　　　　　　　 /／!::　|i::l　ヾ:::|　　
,. '" | .:::::::!. i::::::` ‐! ヽ､ 　　ヽ　　　　　　 ﾚ'　　　　　　　　　　　/.､　 !::. iヽヽ. ヾ|　　日本人の乗った
.......::::::::::::::ヽ i:::::／ヽ.　ヽ､. 　ヽ.　r───　'"￣ヽ.　　　　　 ／::::::ヽ.ヽ: ヽヽ.　 |　　この米軍の船を守る。
::::::::::::::::::::::::ゝヽ/::::::::ヽ.　　ヽ.　ヽl'" ￣￣￣￣`‐.|　 　 　 ／:::::::ヽ.､:ヽヽ ヽ ＼.|　　
‐- ..＿ ,　'"　ヽヽ:::::::::| ヽ.　　 ` 丶　　　　　 　 　 |　　　／|::::::::i::::ヽヽ.ヽ.＼ヽ. .|　　
. 　　　　,　'"￣ `.._::::::| 　 ヽ.　　 lヽ､.＿＿＿__／/ 　 ／　|:::::i:::|ヾ:ヽ　ヽ､　＼ .|　　　
　　　　/　　　　　　゛ .' ､. 　 ヽ.　 ヽ ＿＿＿＿／　.／　　|::::::|ヾ|､.ヾ|.　　 　 　 |　　
.　　　/　　　　　　　　　　` ､　 ヽ　　　　　　　　　／　　　 |:::::| 　!　` ､ 　　　　　＼＿＿＿＿＿


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: : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| λ: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　＿,,　-―''"´l | |: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : rii――――'''､'' ￣￣´　　　　　　_,,,| ~: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : '‐--,,,,__　　　 i｀ ヽl　 ＿,,-　'''_二二_　r┐: : : : : : : : : : : :　　　まず自分の船を
: : : : : : : : : : ＿: :r-r―--二二‐|　 ヾ＼-''"￣＿--― | |￣|: : : : : : : : : : : :　　　危険にさらし、
: : : : : : : : : : ＼|└|'''￣｀`'''―--､　　　　　　´　　　　　|:.|　 |: : : : : : : : : : : :　　　部下を危険にさらし、
: : : : : : : : : : : : : 卩､　　　　　　　 ヽ　　　　　 `‐-､_ J ) |　 ｲ: : : : : : : : : : : :
λ: : : : : : : : : : : :',l　ヽ_　 J),, -''´_ |　　　　｀`'‐,,,,,, ￣`|:|-´ l: : i : : : : : : : : :　　　そして自分が攻撃された
| |λ: : : : : : : : : : :||　　￣二,,-'''´ ./ 　 　 　 　 　 　 　 ||　　|: :l.l : : : : : : : : :　　　ことをもって反撃をする。
| |l |: : : : : : : : : : : l.|　''"´　　　　 /　　 　 　 　 　 　 　 || 　 .|: :|.| : : : : : :| : : :
| .l |: : : : : : ||: : : : ||　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　|　　 |: :| |: : : : : :|.|: : :
|　 |: : : : : : |.|: : : :.l＼―　　　 /　　　　　 　 　 　 　 　 l　 　 |: :| |: : : : : :ﾚ|: :
:|　 .|: : : ,､:.| | : : : : ＼＼　　　　 ヽ､　　　　　　　　　　'　　　 |:.| .|: : : : : :| |: i
:|　　|: : :| |:| .l : : : : | l.＼　　　　 　 ｀ヽ　　　　　　　　　　 　 |:|　 |: : : : : |　|:|
: l　＿|: :| ||‐‐|: : : :|-|: : |＼　　　　丶＿＿＿＿　　　　　　 |:|　 |: : : : :.l　 |:|
　 l´　 |: |-‐'"|: : : |　|: : |　 ＼　　　　>'三――‐｀ヽ　 　 　 /　 |: : : : :l / ||
.＼l ／|: |　　 |: : : |__|: : |―' '' ＼　　　　｀￣￣￣´　 　 　 /　　|: : : ://　|
. ／　　ヾl　__,l: : :|　 .| |　　　　　 ゝ､　 　 ――　　　　 　 .'　／ |: : ://　 l
.　　　,,-‐'"´_l: : |￣｀l:|￣￣￣‐／　＼　　　　　　　 　 　 ／ 　 |: : /
　　／-''"´´ |: :|　　 |:|　　　 ／　／ 　 ＼　 　 　 　 　 ／　　　 |: /


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　 　 　 　 　 　 　 　 l　i|: : : :ヽ: : : :ｉ: : : : :l:、
　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ､l: : : : : : : : :＿:_: : : :ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿ヽ: : : : :,:ｨ´_―‐_｀ﾄ; : :i　　　　　　　　　　　日本人を守るために
　 　 　 　 　 　 　 '´￣｣: : : : : /ｲﾞ￣' :::￣｀l: : ヽ　 　!　　　　　　　このことをしなければいけない。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ: : : :i,　 /二二';i　l: : : :ｲ／|
　 　 　 　 　 　 　 　 　　´7: :fri'　!´::::::::｀ｌ|　!: : : : : :/　　　__　　　こんなことってあるでしょうか。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:_ 弋|　|::::::::::::::ｌ}　!: :_; -'´_,　 　(　）
　 　 　 　 　 　 　 　　￣´ /ｉ: : l、ｌ⌒'⌒ｿ ,ｲ: : : ￣/　 　/ /
　 　 　 　 　 　,-､ 　 　 　 l |:/!:!ﾍヽﾆﾆｲ,/ l: :-､‐_'_＿._/ /
　　　　　　　　ゝ.ｲ　 　 　 　l'｜!　ヽ_´_,/ｉ :l:lｰ,ｒ'´--､　 ｀丶
　 　 　 　 　 _, -'‐――- ､　 　|!＿..　 --┴/´　 　　￣ ヽ　',
　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 ヽ-'´　 　 　　　/ 　 　 _＿　 　 ｀ﾞ|
　 　 　　/ 　 　 　 　 　 　 ,ｨ‐〉_, -―: :…:ｲ　 , -':_:_: : ＼　　l
　 　 　／ 　 　　　 　 /　 /-.､_; --- ､: : : :ｌ／‐:'´: : : : : : i　/
　 　／　／　 /　 　 /　//:￣ヽ!＿ 　 ヽ: :/ : : : : : : : : : : l /
　／/／　/　/　 　 /　,:/: : : : :_:_: :ヽ　 l: :l : : : : : : : : : : :｣'
/' / /　 /　/　 　 /　 /: : : : :´: ﾞｰヽ: | /:/ :_:_; : : : : : : : /!
　/ /　 /　/　 　 /　 /: : : : : : :‐:y:‐:'´:￣:´: : : : : : : :.／:.|


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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :ヽ、＿_,ノ:::|
　 >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::::::::::::::::___,ﾉ
:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ　　　　今回の存立危機事態を想定した平和安全法制、
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|　　　　これが整備されれば、
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨　　　　この自衛官が無事に日本人を守るための行動ができるのか、
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!　　　　　　市民を守ることの行動ができるのか、
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､、
　　　　　　　　　　　ｉ　　　,. -ー―ｰ-‐' .）_
　　　　　　_　　　　 lヽ-／,　　 ,--- ::_　　 ヽ
　　　　　 ( ,)　　ﾄ､_ヽ　r/　　 rt;ミ-, _.l　　 ヽ　　　そのことについて改めて
　　　　　 .ｌ i　　 ヽ＿　ﾒl　　/l''　　〈'ｔﾏ　　l　　　　防衛大臣に伺いたいと思います。
　　　　　 ,l__L...､ｰ--'　 l1、 l ! ｰ- " ｿ　 /ﾘ
　　　 , ''"　　_,,. -＼-_/　 ヾl　　~／l l　/
　　 /ー‐''''"　　　　 ヽ''''ー-ゝ-イ　　 ll
　　 l　, -‐''''''ヽ、　　　l､-.､　 ￣'''-､--'
　　 .､l ;;;;　　　;;;ヽ　　/ヽミヽr､- ＿L_,
　　　 l ;;;;　　　;;;; }--';;;ヾ=,-､　l, --､,-､.ヽ
　　　ｉ ;;;;　　　;;;; l;;;　 ;;;　　i;;;l　 !　 /;;;;/､i. l
　　　!;;;;　　　;;;　l;;;;;;　 ;;;　〈 ;;`ーメ;　/　 i ,;;;ヽ
　　　ｌ;;;　　　;;　/;;;　　　 ;;;;ヽ;;;　　;;　;;ｰ-ｰ';; /ヽ
　　　l;;;;　 ＿_; l;;;;　;;; __,.-イ l;;;　　　;;;;ー-ｰ'';;/
　　 .l ;;;''"　　 ￣'''''"　　;;;l,,.._＼;;＿　 _,,ニｰ''
　　 l ;;;　　　　　　　　　 ;;（ ,.､ ヽ／￣
　　 l ;;;;　　　　　　;;;;　　 _,,.l.j'''" ;;;
　　 ＼ ;;;　　　　＿,,. -''";;;Ｏ　　　;;;;


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　　　　　　　　　　ﾄ、　　　 　/}
　　　　　　　　　　ﾏﾑｒ　‐‐ /./
　　　　　　　　　／ >ﾑ‐‐ ┤ﾄ､＼　　　　　　　　　　　　委員の御指摘のように、我が国自身が
　　 　 　 　 　 /.／　ｉ }____ﾉ/ 　ヽヽ　　　　　　　　　　　攻撃を受けていなければ
　　　 　 　 　 トく、　∧〈　}.ｊ 　 ／∧　　　 　 ｆ.ﾍ　　　　日本人を助けることはできません。
　　　 　 　 　.ｉ.ｉ｀ヽ＼　ｖ=ｖ' ／／ } |　　　　　|ﾆ.}　__
　　　　 　 　 {ｉ ｉ 　 ｀ヽ＼.／／　　ｊ }　 　ｒ ﾍ ｉﾆﾆ ｆ ﾑ
　　　　　　 　ｉ.ｉ ｉ　　　　ｉ }{ { 　 　 ｊ 」　　.{ﾆ } |ﾆﾆ}ﾆﾆ}
　　　　　　 　`.ｉ ｉ　 　 ノ.八ヽ、　/./　　/}ﾆﾆ}ｉﾆﾆ}ﾆﾆﾑ　__
　　　　　　　 　∨'´_ ／　　｀ ｰｧﾗ'　 　{ﾆｉﾆ/T}77ヽﾆﾆ}ｆﾆ }
　　　　　　 　 　 ヽ .ヽ_／}｀ヽ./_/ﾆﾌｸ {ﾆｉﾆﾄ､{ｪ} ﾌ´}ﾆ }{ﾆ ﾑ
　　　　　　　,ｒ' ´　ｉ＼　_ｒ‐ ニ -‐'´　__}ﾆﾆ L_）（__ｊｿﾆﾆ}ﾆﾆﾆ}
　　　　　　_ {{ 　,ｨﾆﾌ､__.} ｉ´ 　, ｒ' ´ 　 ｉﾆﾆﾆﾑ==ｲﾆﾆﾆﾆﾆ /
　　　, イ´ ,ｨｘくﾆ厶=ﾆﾆ7.}／　　　　./ ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆУ
.　／ /　,ｨ､ ｿ　}ﾆ=_' ´7　　　　　　 /_ -ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾚ'
. /　/,ｨﾆﾆﾆ=イ三三ﾆﾌ　　　　_____{　　　ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ﾊヽ
. {_,ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ-‐ニニ ---ｒレ '´ { トﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ} .}
..>（ﾏﾆﾆﾆﾆﾆУ￣}7′　　　　　　} }　 　}`､_`ｰ‐‐ｪﾆ彡}´
' ハ`ﾏﾆﾆ ,ｨ'　 　 {{　　　　　　 　 } }　 　{　　￣　}　| 　ﾄｉ
〈 　｀ 　ｧ.ｲ |　 　 .||　　　　　　 　 ｉ ｉ　 　!ヽ_____ ノ_ﾉﾆﾆ〈
ヽ、 　/ .」　}　　　{ト、_　　　　 　/ .} 　 　`ｉー‐ '´　　　　ｉ
　　ﾆ7-ｲ/} ｉ　　　| {` ｰ- ニ -‐' ,ィ　 　 　{　　　　　　　　}
　　./ {　{ .| |　　　| |　　　　　￣ｊ .ｊ　　　 　∨　　　　　 　/
　　ｊ　∨ヽｉ ｉ_　 　.ｉ ｉ　 　 　 　 / /　　 　 　.∨　　 　 　 ｊ

※中谷防衛大臣　

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. r､ｒ､ｒ ､　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄ､＿ /}
　 (_}､＼＼　　　　　　　　　 γ´ ｀ｘｉｰ�W
　　＼二ニ}　　　　　　　　　 i　〆 : }ﾆ}:ヽ　　　　　　　米国の船を守ることはできません。
　 　 r､ニﾆ!　　　　　　　 　 {_){: : .＼ ／:}
　 　 }_}{ : : { 　 　 　 　 　 　 {圦 :_:_:_}{:_:/
　 　 |ﾆ≧彳　　 　 ___＿___/＼､＼: :_ /′
　 　 |二二|　　 ／}二}}二二 《二≧= {ﾆ=┐
　 　 |二二|_,, 斗≠=ｧ===ミ /: /: :,斗仁ニ|ﾆ=-
　　　|二二|ニニニ/: : : : :〃.:/:_:/==-. .ミ_|￣｀Vヽ
　　 人ニニニニニ辷==彳 :7 : 《: : : : : : :ﾊ二≧x　}
.　　　　 ￣￣￣￣{!: : : : }: /.: :/:.＼:_:_:_/ﾆi}二二∨
.　　　　　 　 　 　 込:_; ィ: ; : : 《: : : : : :/ﾆﾆ}二ﾆ∧
　　　　　　　　　　/ﾆ{_:_i}:_{: : :{: ＼:_;ｘ仁ﾆ∧ニニ∧
　　　 　 　 　 　 /≧γゞ=ｧ==ﾐ_:_:厂ニﾆ/　∨ニﾆ∧
.　　 　 　 　 　 /　ー{　／二ﾆ人 〉ﾆｒ≪'＿r≠ﾐニニ}
　　　 　 　 　 /≧= 癶{ニﾆ／___/￣＞二二＼: :V_彡
.　　　　　　 x仁ニ/二ニニﾆ}二ｒ─{火}ニﾆ／￣
　　　　　／二二/ニニニニﾉ二ﾆ￣廴,ﾆ／
　　　　 '二二ﾆ/ニニニニ/二二〈_}
　　　 /ニニﾆ/二二ﾑ二/ニニニ}
.　　 /ニニﾆ/ニ{_／ﾆﾆ/二二ﾆﾆ|
　　/ニニﾆ/ニニニニ/ニニニニ|


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　　　　　　　　　　∧　　,
.　　　　　　　　　/　',／ |
　　　　　　　　 // 　＼'　￣ヽ-――――――――-　、
. 　　　　　　　//　 ／　　　　 ',/////////////////// ＼
　 　　　　　 //　＼　　　　　　 ＼///////////////////.＼
　　　　　　/./　　／ヽ　　　　　　＼ヽ//////////////////1
　　　　　 ,' /　 ./:::::::::〉　　　　　　　＼｀￣￣￣￣￣￣￣￣｀|　　　しかし、国民の命、平和な暮らし、
　　　　　,' ,'　 /::／´___　　　　　　　　 ｀　､.　 　　　　　　　　　|
　　　　 /　| ./／／:::::::ヽ　　　　 x≦三≧x＼ 　　　　　　　 　|　　　これを守るということは
　　　　|　 .∨ ／::::::::::::::::;　　　〃〃　　　ヾヾ.ヽ.　　　　　　 　|　　　政府の非常に重要な
　　　　ヽ__/ /::::::::::::::::::::::|　　　{{ {{　　　　　}} }}|. 　　　　　　　|　　　責務でありまして、
.　　　　　 |　|::::::::::::::::::::::::|　　　Vヽ　　　　./.V |.　　　　　 　　|
.　　　　　 |　|::::::::::::::::::::::::|　　　 ×≦三≧× /.　　　　　　　 |
　　　　　　| ヽ::::::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　 |
.　　　　　　＼ ＼:::::::::::::::j　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　|
　　　　　　　　＼二＝＝＝　　　　　　　／　　　　　　　　　 ﾉ
　 　　　　　　　 i:::::::::::::/　　　　　　　／_　-------------　、
.　　　　　　　　 |､:::::::::/ 　　　　　ィ 　　,　 ------------､　　｀　 、
　　　　　　　　　ヽ｀ー　　 ィ 　, ｨ///////////////////////////
　　　　　　　　　　ゝ/／ ,イ´////////////////////////////////
　　　　　　　　　　ｌ´_∠三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
　　　　　　　　, .イ//////////////////////////////////////////
　 　　　　 イ´/////////////////////////////////////////////


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　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾄ.／i ＼//､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /ﾊ ', |　//ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　__/ 　 ∨-'/　　`／',　　　　　　　　　　　 ＞´　　現在は十分な法制と
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /＼　　}__{.　 ／　＼　　　　 　 　 　 ＞´　　　　　なっていないのが
　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ＼　　／　　　　',　　　　　　＞´　　　　　　　現状でございますので、
　　　　　　　　　　 　 　 　 ､　　 　 }i!{　 　 　 　 /　　　 ＞´　　　 　 ＞´
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ 　 ノ　ヽ. 　　 ／　　.＞´　　　　 ＞´
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｘ､　　_　 ｀Ｘ　/ .＞´　　　　＞´
　　　　　　　　　　　　　　　　　_∧ｰ' i ｀ｰ'　＞´　　 //＞´
　　　　　　　　　　　　　　　　i {　 ≧==＞´.＞´ヽ_ ノ⌒ヽー-- ､
　　　　　　　　　　　　 ,.rィ=＝}　 ﾉ＞´.＞´　　ノ／≧ 彡/// 　 ヽ
　　　　　　　　　　　／//　 i/＞ ´.＞´　　 ／ .//i/////// !　　　∨
　　　　　　　　　　/　 ,:::i __/　 ___ {　　　／/　///}￣￣￣　　 　 　 }
　　　　　　　　　 ,　r-':::i´＝＝乂::ヽrく⌒ヽ／＜//`Ｔ７７７７乂＿ノ
　　　　　　　/⌒i r≦ 人／::（二二 ＞ ニﾉ　　　＞//{/////////{
　　　　　　　∨:::∨､__ﾉ/::::::::::乂三三≧､ﾆ＞＜///　!/////////乂
　　　　　　／::::ヽ:::∨ ∧:::::::rへ:::ヽ::＼三三三∨ﾉ ￣ ｀ヽ////////,＼
　　　　　　{::::ヽ:::＼'／}.∧::/＼:＼::＼::＼三三//　　　　 }７７７７７´///ヽ
　　　　　／＞ｲヽイ//У　＼::::＼:＼::＼::＼ﾆ//　　　　 /////////////ﾊ


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_}＼＿/}　　　　　　　　　　　　　 ´ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　｀丶', ヽト､　　　　　　　　　 ／ ／/
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / ／ ､￣∨ﾛ|￣ｱ　　 　 　 　.／ ／／
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ∧　　 ＼ゞ '／ ,　　　　　 ／ ／／　　　　この国民の命と平和な暮らしを
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｌ', ヽ　　　 }ii{ 　/　 　 　.／ ／／　　　　　　守り抜くためには、
　　　　　　　　　　　　　　　　 i　 __＼__ノ　ヽ/ 　 　 ／ ／／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 __＞..､　 ヽ ｲ∨　　 ／ ／i ´　　　　　　　　　新三要件、これを満たす
　　　　　　　　　　　　　　__{三三 ｵ≧=--ｲi　.／ ／}}◎　　　　　　　　　　場合におきまして、
　　　　　　　　　　 ＞≦､ニニ≧､{{//////／ ／　/{ﾄ､ r.､_
　　　　　　　　　／ヽニニヽニニﾆヾ.　　／　i　 /~{_/!::V::{::i
　　　　　　　　 ,　　└‐===ﾐ=====＜__j　 ／ヽ_／__}､:::i::::!::i
　　　　　　　　 {　　r-----}/ , ｬ..､i´ ノ ／::ヽ-､{　｀ヽ::}::::::::ﾉ､
　　　　 　 　 　 ーｲ//////　i彡::::∨ {{:::::::::rﾍｲ＼ /i ﾊ:::イ//）
　　　　　　　　　　////／{,.へ_:::ヽン .∧:::rﾍ:ソ　 //!/∧ー ´ ＼
　　　　　　　　　 /////／／ ／!　＼　| ヽ_ソ ＼///ヽ/∧ ＿ ノi!
　　　　　　　　　 i/＞{へ　／ /∧　　ヽ!　　 |　 ///　　＼,}/////}
　　　　　　　　　 |///ゞ彡-／///＼___|　 　 |／//　　　　＼///ノ
　　　　　　 　 　 {/////／､//////// }, -r=ｧ::::ミ　　　　　　｀¨¨
　　 　 　 　 　 　 ヽ/,／　　}///rｫ===//　／:::::::::}
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }￣￣{　{　{ { く::／::::ノ


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　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　,.ｲ
　　　　　　　　　　　　　　 , ィﾄ､',‐ｲ､|
　　　　　　　　　　　　　／ｨ―-､',___j-'__
　　　　　　　　　　　　ｲィ',::｀ヽ､::ﾍﾆ/ ／!　　　　_　　　　　　自衛の措置といたしまして集団的自衛権を
　　　　　　　　　　　　〈 | ﾍ::::::::::::ヽフ"::/　　 ｨ彡ﾍ　　　　　　行使できるようにする必要がございます。
　　　　　　　　　　　　 V　 ﾍ::::＿ﾉ{::::::/　　　 ∨　ﾍ _,,,,_
　　　　　　　　　　　┌-ヽ_二､ __::::::>'　　　　　∨イ　ヽ 〉
　　　　　　　　　　　/-‐- ､　　 ¬/｀ ト,　　　,ｨく　　　　 ゝ
　　　　　　　　 ,イ　ィ''"⌒ヾ｀ト､ .!///j　 辷ｲ"　ヽ　, イ＜
　　　　　　　 /　　 ﾉ///// ヽ///＼ フ"///ヾ　 _ﾊ　〈( ｀!|
　　　　　　　 ',　　/////////＼/／///////ゝ", ィ"´ヽ｀ ト､
　　　　　　　　ヽノ//////////////////／ｨY､´　 　　_ﾍ_//
　　　　　　　　　 V/ト､/////////////イ-‐イｨﾍ　　 (　∨/-､
　　　　　　　　 　 V////｀ヽ ､/////イ,' ﾍｨ_　イヽ〉-‐　j ﾊ　j.ﾍ
　　　　　　　　　　 V//////ﾊ ｀´ヽ､ / ,' ,'ヽ-‐'''"´ 〈　ヽ' くヽ. ﾍ
　　　　　　　　　　　V///////ﾍ　　/　,'ｲ//7｀ヽ､　イ､　　 ',. ﾍ ﾍ
　　　　　　　　　　　_j/////////＞'==〈_///　　/ ｨ二ヽ　　', vﾍ ﾍ
　　　　　　　　　　　|ＴＴ┬/7一＜/７／ヽ┐ ト/､　ヽ ヽﾌゝ､ﾍヽﾉ　ﾍ
　　　　　　　　　　 ｨ-!_j_j_j　|　　{ (ィｨ,　／j　　　　｀ト辷'　　 ＼ﾍ'_ﾍ ﾍ
　　　　　　　　　 ///////ト'―--ゝィイノj　　　　　　　　　　　 (　)＞ﾍﾍ
　　　　　　　　. ////////////.,'　 ｀´!/',ﾄ,　　　　　　　　　　　 ｀∨　 ﾍﾍ
　　　　　　　　/////////////,'　　　 ',/∨　　　　　　　　　　　　 ∨　 ﾍﾊ
　　　　　　　./////////////.,'　　　　',/ﾍ　　　　　　　　　　　　　 .∨　 ﾍﾊ
　　　　　　 .ﾊ////////////,'　　　　　j/ﾊ　　　　　　　　　　　　　　 ∨　 ﾍﾊ
　　　　　　.ﾊ////////////,'_ノ　　　　|/ﾊ!　　　　　　　　　　　　　　　.V　 .',ﾊ
　　　　　 .ﾊ////////////,'　',　　　　 .j//j　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ',ﾊ
　　　　 . ﾊ////////////,'　　',　　　　 .!./j　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　', ﾊ
　　　 　.ﾊ////////////,'　　　',　　　　j//!　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼!　j
　　　 　ﾊ////////////,'　　　　',　　　 !//!　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ヽ_j


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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　　　／ ﾉ
　　　　　　　　　　　f､　　　　イ／―‐ﾄ､／ ／
　　　　　　　　　　　ヾ ､　／/_ ＼‐ ､／　/ﾍ
　　　　　　　　　　　　i .Y://::::::}＝〕/　　/ ＼i　　　　また、こういった法整備をすることによって、
　　　　　　　　　　　　Lヽヾーｲ／/ .／¨|　　ﾊ　　　　世界にこれを発信するということで、
　　　　　　　　　　　　　|＼＼/／／:::::::::|　〃}|
　　　　　　　　　　　　　ﾄ:::::ヽ　 /:::::::::::::::|　| ｌ:::|　　　　紛争を未然に防止する力、
　　　　　　　　　　　　　 ﾄ::::::|　 |:::::::::::::::j　　.¨/　
　　　　　　　　　　_　---ﾍ／‐‐｀ヾ===/　　　i
　　　　　　　　　／/////∧::,-､::::::::／　＿＿ゝ
　　　　　　　 ／ ///////rﾍ　　 ｀　 ／/---ヽ===-　　　イ⌒ヽ__
　　 　　　　ｲ　 ///////.」|/〉ー‐‐イ/ﾉ/￣￣￣￣| ／x≦三≧x
　　　　　 ｲ_　ｲ|////／　//ﾉ//////　ー‐===---./ 〃　　 x-､　ヽ
　　　　 〈/　|　 |/// .／＼ヾ_辷ー´　／／　　／/　 |　　〃:::::::::ヾ
______ ---イ |／∨ ./::::::::／／::::/　ｲ::::/　　／:::/　　 !　　{::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::l　＼:::/ /:::::／　/___/　 /￣￣　 　 |　　{::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　.V　￣　　 _　---､/　 _ - ¨::､　i　　ヾ:::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .ﾄ､　　　／ 7/:::::::::::::::￣:::::::::::::::::＼ヽ 　 ￣￣
￣￣￣￣￣￣￣ヽ__|--./__ノi |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　 /
　　　　　　　　　　∨i.|_i__|///:| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::｀ー‐‐´::
　　　　　　　　　　 ∨i_.|__|///|.|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::入:::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　|i/i_i__|///|.|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　＼:::::::::::::::
　　　　　　　　　　　ﾘ/|.| .i///| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　 ＼:::::::::
　　　　　　　　　　　 ||/￣///| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　 7::::::
　　　　　　　　　／⌒ヾ―､//| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　/:::::::
　　　　　　　　l¨|:i:i:i:i｀､　＼辷---､:::::::::::::::::::::::::/　　　　　 ／::::::::::
　　　　　　　　|　､:i:i:i:i:ヽ　ﾊ.　!　| |￣￣￣￣￣|　　　__／::::::::::::::::
　　　　　　　　L_| ､:i:i:i:i:i|　 |　| ﾉ .!　　　　　　　 |　／//|::::::::::::::::／
　　　　　　　　　 7､＼:iﾉ　/_---------------|//////≧ .､／


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ .7
　 ﾄ､　　　　　　　　　　f=-------- ､　　　　 ｲ　 ｲ
　∧ﾑ　　　　　　　 .イi　 /￣￣ ＞ ､:＼　 /　　/
　 .∧ﾑ　　　　 ／　　i　i＿＿　　　　　ヽ_/　　/　　　すなわち抑止力、これがさらに高まりまして、
　　 ∧ ﾄ､　　./　　-/i_/＼:::::::≧..､　　／　　/　　　　日本が攻撃を受ける可能性は
　　　.∧ ﾑ　/ イ:::ｲγ::::ヽ ＼:::::::::::,ゝ　　　 7　　　　　一層なくなっていくということでございまして、
　　 　 .∧ ∨/:::/＿i::::::::::::i---|::::::i　　　 .／ﾄ､
　　　　　∧ ∧::V−|::::::::::::|―７::::/　　／-i .i |
　　　　　 .∧ ∧::＼ﾑ＿__ﾉ　/:::／ .／:::::::::| .i |　　　　　　　　　 __　　　　.,-､
　　　　　　 ∧.､.`ﾄ､:＼八_／／ .／:::::::::::::::| .i_|　　　　　　　　　 li:i＼　　 ∨ﾑ
　　　　 　 　.∧Aト､≧｣--iｲ　／:::::::::::::::::::::! .ﾊト､　　　　　　 　 ∨i:i:i＼　 ∨i:iﾄ､
　　　　＿_　　∧A::::::＼　　　|::::::::::::::::::::::::::| 7::7.∧　　　　　　　 .∨i:i:i:!＼-∨i:i:ﾄ､
　　 .ｲ,イ⌒＼　∧';:::::::::i　　 .|::::::::::::::::::::::::ﾉ/::/　　 ト.　_　 .f⌒.､　/､i:i:i:i:i∧ ∨i:i:∧__
　　i .i二二二≧ ､ゝ____ﾉ_____ｨー――‐イ/ .ｲ　　 ./ﾆﾆ／≧;i:i:i:iﾄ､　ﾑi:i:i:i:_〉- L___i:|i:!|
　　| .|二二二二ﾆ>/＼ｲ:::::::::::::::::::::::::::／イ　　　.ｲﾆ／ .／::∧i:i:i:i:ﾑ　ﾑｲゝト--./7ヽiﾊ
　　| .i二二二二ﾆ/　　 ＼_/＞---イ／　　　 .ｲﾆ /　./l⌒∨∧i:i:i:!:ﾑ/ /7 .() //:::iﾑi:ﾑ
　　i!.A二二ﾆﾆﾆ/　　　./ヽ＿＿＿i　　　　 .ｲﾆﾆ/　 /Ai:i:i:i∨.∧i:i:i:i:i｝二＝= 〈::::::| ﾉi:!|
　　|ﾑA二二ﾆ7ﾄ､　　 ./////////.|　　　 /二ﾆ/　 /ﾆ.ﾑi:i:i:i:＼_7i:i:i:i:iﾑ､､::::::/-―７i:i_.|
　　| ﾑA二二7 .iﾆﾄ､_////////// |　　　i__ ≦:!　 i !二.ﾑi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i7- ､_____ﾉi:/ 7
　　i　ﾑ∧二7　ﾄ､|　|///////////i!　　 .!::::::::::|　 i |二二ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::i:i:i:i:i:i:／/.7
　　.∨ ﾍ､ﾄ-|　 |::::! .ﾄ､///._　 ≦ ￣i!　　.!::::::::::i　 i!ﾏ二ﾆﾆ7＼i:i:i:i:i:i:i_　-----イ///.|
　　　∨ ハ　i! ∧:|　|:::ヽイ:::::::::::::::::::::|　　.|:::::::::::|　 !:|￣￣.ﾑ　.ヽii,ｲ/////////////.|_
　　　　〉:::::ヽ_ﾄ､ ヾ　.!:::::i!:::::::::::::::::::::::::!　　.!::::::／　 |::ﾏ　　_ ≧.､ﾑl///////////////||
　　　./:::::::::::::∧＼　ﾑ::::|::::::::::::::::::::::::ﾉ　　.|／　　イ:::::｀::ﾍ::::::::::::::ヽl/////////////./ |
　　 /::::::::::::::::::∧::::＼ ヽ!::::::::::::::::::／　 ／　 ／::::::::::::|::::::::ﾑ:::::::::::::ﾑ///////////// /|


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾊ　　＿_.__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ./　ﾄi ィ　 /　 ＼　.／7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.7ﾏく-.,‐､` ､ _イ.／　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./　 7 ﾄ､ﾑ.｀´ _ィ _/ l　　　　_ ィ/　　　このような措置を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　 ./　|　ヽｘ 彡 ´７ _|　 _ ≦ ／　　　　可能とするように今回
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨ/　ィ-､ヽ.i:____} i´　　/〈/／.|　／.7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/./´ /　　',---.､l l＼_/ ／　　／ ／　　　　　法律の整備を
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' /.／＼　　.',_:::::::::ヽ_ ィ　　 ／ ／　　　　　　　するものでございます。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ィiレ⌒.Li__　 .',--.､_.〉　　.／　 ｨ≧.／ﾆﾄ､
　　　　　　　　　_＿＿_..-､ｨ::::::::::7ﾉﾆﾆﾆﾑ i　`ー/　　／ /　/i:i:, '.j　,--､〈
　　　　　　 _　イi:i:i:i:i:i:｢i:iﾑ::::::::::::}）|ﾆﾆﾆﾆ|.i　　/　.／／7　/__/ / ./:::::::::',
　　　　　　　￣￣_ゝi:ノー ¨￣ i人{ﾆﾆﾆﾆ）i　./　/　/ ./　/　 l　i　.i::::::::::::i
　　　　　　　　　｀ー´　　　　　人/ﾆﾆﾆﾆﾉ.i ./＿.i__/イ_／---ﾄ､.＼`ー‐′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /./ﾆﾆﾆ/ ｲ_〈　　|　 .／:::::::_::::::::::＼二二/
　　　　　　　　　　　　　　　　 / /ﾆﾆ.／／ ｲﾘー‐ イ:::::::／　＼:::::::::::::::＼
＿＿＿＿__　　　　　　　 ._／ﾄ､ヽイ イ／///:::::::::::::::／　　　　 ＼::::::::::::: ＼
::::::::::::::::::::::::≧ー―‐‐イ:::::::::::l､.|　_ノイiﾑ／､_＿＿/　　　　　　　 .＼::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.!:::::::::::::::＼|´i:i:i:i:_ノi＿＿l　|　|　　　　　　　　　 l:::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.!::::::::::::::::ノ/--イ_ノ＿_i_l___｣〔〕　　　　　　　　　 ﾏ::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.i､:::::::::　イ////7:::::::::::::::::::::::::〇　　　　　　　　　 .ﾏ:::


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＜野党外野席＞

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ　 ﾜｰｰﾜｰ　　ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ　 ﾜｰﾜｰ
.(((`Д´)))　(((`Д´)))　(((`Д´)))　(((`Д´)))　
　　ヽ|〃　　　 ヽ|〃　　　 ヽ|〃　　　 ヽ|〃
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ　 ﾜｰｰﾜｰ　　ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ　 ﾜｰﾜｰ
.(((`Д´)))　(((`Д´)))　(((`Д´)))　(((`Д´)))　
　　ヽ|〃　　　 ヽ|〃　　　 ヽ|〃　　　 ヽ|〃
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ　 ﾜｰｰﾜｰ　　ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ　 ﾜｰﾜｰ
.(((`Д´)))　(((`Д´)))　(((`Д´)))　(((`Д´)))　
　　ヽ|〃　　　 ヽ|〃　　　 ヽ|〃　　　 ヽ|〃
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :ヽ、＿_,ノ:::|
　 >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::::::::::::::::___,ﾉ
:Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:／:.:.: :::::::::::::::::::＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ ｀ヽ:.:.:::::::::: ＼:::::: ヽ　　　これは日本国民も聞いていますし、
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:∧、　 |:.::|:::::::::::::::ヽ、:::|　　　多くの自衛官の家族も聞いています。
:.:.:.:.:.:.:/:/＼ヽ＼ ! :!::: |::::|:::|: |ャ::|
:.:.:.:.:.ｲ:,气､__ヾ_, ,}:.:|:::::|::: !:::!::| ∨　　　ぜひ議論について真摯な国会を、
:.:.:.:./|/　 ￣ヽ ,/.:.:.j:::: !: /::;ﾊ:!　　　　　野党の皆さんにもお願いしたいと思います。
:.:.:,ｲ |　　 　 　 {:.:.:　ﾉ|::: |/|:/
:.:.ｌ ﾄ |　 　　 　 ＼:./|::: ﾚ'|′
:.:.| l　ﾄ　_____,r‐' ´/::!::::|
:.:.| |　| ´ﾞｰ{:.:.:.:.／/_|:::ﾉ
:.:.| |　　 T´:.:.:./ ./　ｲ:/
￣＞〉 /:.:.:.: / ,/　　l/
／//イ|:.!:.:./- ､__
:.:// 　 |:|:./ ／ィ/
野党と違い、集団的自衛権の内容について分かりやすい説明でした。続きます。


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